パソコンで作業をしていて
「ちょっとこの文字大きくみたいな」
「この表示のこの部分、どうなっているんだろう?」
なんてことありませんか?
もしくは、プロジェクター等でプレゼンや操作説明の時に
「ここは大切なところだし拡大して見せたい」
なんてことはありませんか?
そういった時に使えるWindows技を今日はお教えしますね。
拡大鏡はWindows 標準の便利機能です
windowsには便利機能として「拡大鏡」という機能があります。
文字通り、画面の全部もしくは一部を拡大して表示することができる機能です。
ちょっと画面の一部を大きく見たい時や操作説明をしているときなど、使いこなすことができると非常に便利な機能です。
Windows10の拡大鏡を起動する
通常、この機能を使おうと思った時には以下の手順で拡大鏡を起動することになります。
1.「スタート」→「設定(歯車マーク)」の順にクリックします。
※画像をクリックすると拡大します
2.「Windowsの設定」画面が表示されるので「簡単操作」をクリックします。
※画像をクリックすると拡大します
3.画面左側にある「拡大鏡」をクリックして開き、「拡大鏡」のスイッチをクリックして「オン」にします。
※画像をクリックすると拡大します
4.拡大鏡が起動します。
拡大鏡の設定を変更したい時などもう一度拡大鏡の画面を表示したい時には虫眼鏡をクリックしましょう。

拡大鏡の表示を変更する
拡大鏡の表示は
「全画面表示」
「レンズ」
「固定」
の三種類あります。
「全画面表示」
画面全体が任意の比率で表示されます。
※画像をクリックすると拡大します
・拡大鏡の設定ウィンドウの「+」「-」ボタンで表示比率の設定ができます。
・「表示」をクリックして表示されるプルダウンメニューから「全画面表示」を選択します。
「レンズ」
長方形のレンズで画面の一部が拡大されて表示されます。
※画像をクリックすると拡大します
・拡大鏡の設定ウィンドウの「+」「-」ボタンで表示比率の設定ができます。
・「表示」をクリックして表示されるプルダウンメニューから「レンズ」を選択します。
「固定」
デスクトップ上部にマウスポインタの周辺が設定した比率の大きさで表示されます。
※画像をクリックすると拡大します
・拡大鏡の設定ウィンドウの「+」「-」ボタンで表示比率の設定ができます。
・「固定」をクリックして表示されるプルダウンメニューから「レンズ」を選択します。
デスクトップ上部に固定されている表示領域はドラッグで移動することができます。
※画像をクリックすると拡大します
Windows10 拡大鏡のショートカット
使いこなすと非常に便利なWindowsの拡大鏡ですが、いちいちスタートから設定の・・・。
なんてやってたんじゃ面倒ですよね。
ここは、ショートカットで呼び出して使ってこその使いこなしですよ。
以下にショートカットをまとめておきますのでぜひご活用ください。
拡大鏡を起動する
Windows拡大鏡を起動するためのショートカットキーです。
「Windows」キー + 「+」キー
もしくは
「Windows」キー + 「れ(;)」キー
拡大鏡を終了する
Windows拡大鏡を終了するためのショートカットキーです。
「Windows」キー + 「Esc」キー
拡大鏡の表示比率を変更する
拡大鏡を起動した後、表示比率を変更するためのショートカットキーです。
◆拡大
「Windows」キー +「+」キー
◆縮小
「Windows」キー + 「-」キー
全画面表示/レンズ/固定 を切り替える
拡大鏡を起動した後、表示するモードの切り替えをするためのショートカットキーです。
◆全画面表示モード
「Ctrl」キー + 「Alt」キー + 「F」キー
◆レンズモード
「Ctrl」キー + 「Alt」キー + 「L」キー
◆固定モード
「Ctrl」キー + 「Alt」キー + 「D」キー
全画面表示モードの時に一時的に画面全体を表示する
全画面表示モードの時、一時的に画面全体を表示するショートカットキーです。
「Ctrl」キー + 「「Alt」キー + 「スペース」キー
レンズモードの時の拡大表示レンズの大きさを変更する
レンズモードの時に表示されているレンズの大きさを変更するためのショートカットキーです。
◆縦方向の拡大
「Alt」キー + 「Shift」キー +「↑」キー
◆縦方向の縮小
「Alt」キー + 「Shift」キー +「↓」キー
◆横方向の拡大
「Alt」キー + 「Shift」キー +「→」キー
◆横方向の縮小
「Alt」キー + 「Shift」キー +「←」キー
コメント