健康診断オプションの子宮頸がん検査で要精密検査通知が届いたので精密検査を受けたところCIN3(高度異形成or上皮内癌)と診断されました
診断結果を受けて予約した手術予定日は2ヶ月後。
手術までの間に術前検査を受けいよいよ手術前日に入院です。
腹腔鏡下子宮全摘手術のクリニカルパス
事前説明の際、入院から退院までのクリニカルパスが印刷されたものを受け取りました。
表になっていてとてもわかりやすく、入院から退院までの流れが把握できたことで安心感がありました。
人間、わからないことは怖いと感じるものです。
想像つくレベルまでわかっていれば不安もずいぶん和らぎます。
他にも手術の流れの表と手術前後の薬の表もありました。
入院から退院まで
入院までに美容院へ行ってカラーカットをしておきました。
肩甲骨あたりまであった髪をバッサリと肩下10センチ&すいてもらってスッキリです。
パジャマなどレンタルすることもできるのですが、1週間程度の入院なので自前のものを持っていくことにしました。
入院中もマスク着用との事でしたので多めに準備。
9月13日
入院当日。
9:50までに患者サポートセンターへ。その後入院受付をして病室まで。
食事はお昼ご飯から。
普通のご飯でした。
昼食後に下剤を内服。
9/13 24:00 まで食べられます
9/14 08:00 まで飲めます
※水分は水・お茶・スポーツ飲料のみ
9月14日
いよいよ手術当日。
朝になってもお通じがなかったため、浣腸を。
なるべく我慢しなきゃダメなんだけれど、全然我慢できずorz
術後は2時間おきに看護師さんが様子を見に来てくださるそうです。
そのため、個室へ移動しました。
本来、手術時は家族は病室に待機ということなんですけれど、なにぶん今はコロナ過なわけで。
手術終わりに電話で連絡するので必ず取れるようにしておいてください。とのことです。
わざわざ来てもらうのは気が引けるので、これで良かったなぁと思いました。
術衣に着替えて血栓予防のストッキングをはきます。
点滴もこの時に。
時間が来たら部屋までお迎えに来てくれた看護師さんとテクテク手術室まで歩いていきます。
あまりに落ち着いて見えたらしく、何人かの看護師さんに「いままで手術を受けたことあるの?」と聞かれました(笑)
いいえ、初めてです。おかげさまで今まで大きな病気したことないです。
頭の中ではプチパニックだったりはするんだけどね。
クリニカルパスなど、どんな感じなのかある程度の流れを把握できていたのは良かったかもです。
実はのところ、ここまで来てまだ実感なかったり。なぁ~んか他人事のようだったり。
まぁ、なるようにしかならないもんね。
手術台に上がってカバー?をかけてもらった後、術衣を脱いで・・・。あれ?パンツって自分で脱いだっけ?
脱いだよね。どっちが先だったか、とにかくすっぽんぽんです。
点滴に麻酔が入るって話でしたが、もうその時点で意識ない(笑)
数数えるとか、そういうのもまったくなし。
どうやら私、麻酔がめっちゃ効く体質だったらしい。
あんなに心配した気管チューブもまったく知らない。気が付いたら病室でした。
パニックにもならなかった・・・はず。
時間もわからず、ただ声が出辛い。
まだ水飲めない。
動けない。
ただただ、熱と痛みに浮かされてウトウト長い一晩でした。
腸の動きを促すお薬が点滴に入っているのですが、腸が動くのがすごくつらい。
ウトウトしかけては看護師さんがやってきて目が覚める。
看護師さんはおむつの中を確認して去っていく。
水を飲むことはできなくても、お願いすればうがいはさせてもらえるんですが、それすらしんどくて。
ただただ、時間よ過ぎてくれ~っと願ってました。
床ずれや腰痛防止のために意識して寝返りを打たなければなんですが、そんなのとんでもねぇ~。
9月15日
お昼すぎに尿管抜けました。
腸閉塞予防のためもあり、病室内を歩きます。
朝食に5分粥、昼食に全粥、夕食から普通食なのですが食欲まったくありません。
大部屋に戻りました。
一番出入口に近いベッドです。
出入口のところに洗面台とトイレがあります。
一番近いのですが、それでもトイレに立つのは大変です。
尿の回数、便の回数、食べた食事の量を記録します。
9月16日
午後、やっと点滴が外れました。
自由だぁ~(笑)
積極的に病棟内を歩くようにとの事。
血栓予防のストッキングを脱ぎました。
シャワーができました。
9月17日~21日
特に変わりのない日々。
傷の痛みはまだ少しあるものの、日々良くなっていくのが実感できます。
腹腔鏡だからなのか、思った以上の回復力!!
4か所あるとはいえ、ひとつひとつの傷は小さいしね。
少し多めに歩くとちょっとクラクラするのはなんでだろ?
様子見で1週間より少し長めの入院になりましたが無事21日退院です。
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